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【コラムvol.7】これもあれもと欲張りになって当然のレイキャヴィークの音楽シーン
 ムームのクリスティンだったか、映画『スクリーミング・マスターピース』の中でこんなことを言っていました。
 
 アイスランドの音楽シーンはとても狭いので、バンドの掛け持ちは当たり前だし、3〜4のバンドを掛け持ちしても問題なく共存できる、と。
 
 アイスランドはレコード会社とアーティストの風通しがいいし、巨大マーケットでは考えられないような関係がアーティストの間にあります。もちろんそれは好い意味での関係で、真にうらやましい。

 そんなレイキャヴィークのシーンに身を置いて、クリスティンの言葉を地でいく人に先日会いました。
 
ヨハン・ヨハンソン 2007年7月10日、11日に東京でヨハン・ヨハンソンの初ソロ・ライブがありました。
映画では、教会でコンサートを行うシーンがあり、その人がヨハンです。ヨハンのソロをバックアップするために来日したのが、ヨハンが絶対的な信頼を置くパーカッショニストのマシアス・ヘムストックと、チェロのヒルドゥル・グドナドッティル。

Mount A チェロのヒルドゥールはソロ・アルバム『Mount A』をリリースしていて、クラシック畑出身にしては、ずいぶんと毛色の変わったことをやっているとの認識はあったけれど、話を聞いていくうちに、あまりにも典型的なレイキャヴィークの音楽シーンの人なので、思わず微笑んでしまいました。

ヨハンのライブの打ち上げの時に少しインタビューしたので、以下はお裾分けです。

ヒルドゥール星まず音楽的なバックグラウンドを
「学校でチェロを学んで、レイキャヴィークの音楽高校へ入り、次に芸術大学へ進んだの」

星昔からチェロの奏者になりたかった?基本的にはクラシックなの?
「クラシック奏者なんてとーんでもない!(笑) 私がお腹の中にいる時、母親がチェロばかり聴いていて、この子はチェロ奏者になると信じていたんだって(笑)」

星なってるじゃない
「なってない!(笑)ずっとチェロはやっていなくて、ヨハンから弦楽四重奏のチェロに欠員が出来て困っているから、やってくれと言われて猛練習したの」

星それじゃ何をメインにやっているの?
「特にこれ、というのはなくて、あれもこれも。レイキャヴィークの芸術大学でエレクトロニニック・アコースティック・コンポジション(電子音響作曲?)で卒業したのは私が最初なのよ」

星なるほど、で、チェロ奏者じゃないとしたら、音楽的には何をやってきたの?例えば入っていたバンドとか
「最初に入ったのが、Andheriでのヴォーカル。それからRunkとかも。ベンニ・ヘムヘムのベンニやニックス・ノルテスのオッリと一緒だったのがケイジャン(?)というバンド。他にもいろいろ」

星Andheriって、グンナルとオラヴルがムームの前に組んでいたバンドよね
「そう、二人とも私の親友よ。昔からの大親友。大好きな人達」

星そうか、だから新生ムームのレコーディング・メンバーに加わったんだ
「そう、ムームの一員と活動するとなるとずいぶんムームで時間を取られるので、どうしようかと思ったんだけど、ね。みんなすごくいい友達だし、楽しいと思って」

星他の女性とも旨くやっていってる?
「もっちろん!楽しくて仕方ないわ。特にオルロフとは芸術学校が同じだったし」

星そうか、シガーロスのキャルタンも同じ学校よね。彼はオルロフのソロをプロデュースしたし。
「みんな友達」

星ヨハンとはどんな関係で?
「彼が『Virdulegu Forsetar』を録音した時、私のパパが指揮をしたの。その関係でヨハンと会って仕事をするようになったの。弦楽四重奏のチェロが居なくて困ってるから、やってくれって」

星なるほどね。あなたはスクリの『Seria』でも演奏していたわよね。ニックス・ノルテスのメンバーでもあるから、当然去年のAirwavesでも出たんでしょう。
「ええ、ニックス・ノルテスだけじゃなくて、ベッドルーム・コミュニティのアーティストとか、Evil Madnessも」

星え〜、Evil Madnessも?あれ私見てたけど、真ん中に3人男性がいて、横にヨハンがいて、男所帯だと記憶しているけど
「ん?そんなことないよ。私、キラキラのケープを着ていたもん」

星マジ?写真撮ってあるから、後で見るわ。でも記憶ないなぁ、全員男性だったよなぁ
「絶対に私もいた!」

星(笑)わかった、わかった。後から調べるわ。それで今年のAirwavesは?
「出るわよぉ。大忙し。ムームでしょう、ニックス・ノルテス、自分のソロ、ヨハンのステージ、たぶん他に2-3組のアーティストのバックで演奏するだろうから、目が回る忙しさの一週間になりそう」


ヒルドゥル ヒルドゥルはかわいくて美人で明るくて、典型的なアイスランドの、とっても素敵な若い女性。一日目はパープルのドレスにピンクのタイツ!2日目は黒のワンピの下にパープルのスパッツ。それからピンクの靴下にゴールドのサンダル!この感覚が、なんだかビョークっぽい(笑)
 
 ここからムームやヨハンのことを根掘り葉掘り聞きたかったけれど、時間切れ。10月の音楽フェスIceland Airwavesには日本からファンを連れて行くから、その時にまた会いましょうということにした。それで、帰宅して写真をチェックしたら彼女が言う通り、Evil Madnessにはマント姿の彼女が写っていた。

 このようはインタビューはアイスランドのインディーを知らないと何もわからないかもしれませんね。でも、3-4年前のまったく同じ世界が映画『スクリーミング・マスターピース』になっているのです。2007年に同じように映画を作れば、上記のバンドのほとんどが映画に登場することでしょう。

  
   小倉悠加(ICELANDiaレーベル代表)
 ⇒ICELANDiaブログ
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 Text by Yuka Ogura (C) Alljos Entertainment co., ltd.
posted by: SCREAMING MASTERPIECE | アイスランドコラム | 16:52 | - | - |
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